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[BOOKデータベースより]
政府・日銀が「偽りの論理」を用いて、持続不可能な「異次元」へと無理やり経済を再生させ続けようとすれば、ある期間、経済は改善の兆しを見せるかもしれない。しかし早晩、様々な矛盾と不自然な軋みが生じ、大きな報いを受けるだろう。その時、煮え湯を飲まされるのは、私たち国民に他ならない。本書では、歴史の諸事実と、普遍の科学という視点を交えながら、経済政策の詭弁を見破り、日本経済の現状に警鐘を鳴らす。
第1章 個人金融資産の構造は何を語るか―経済パワーゲームが政策を誤らせる
第2章 利息がつけば、通貨量は増えるのか―日銀は通貨を異様に膨張させた
第3章 穴を掘って埋め戻す公共事業は、ほんとうに有効か―投資乗数が1を割ったケインズ経済
第4章 箱モノ予算はどれほど削減可能か―年65兆円を浪費する負の遺産
第5章 日本人の資産運用はどうなるのか―年金・保険の崩壊を食い止めよ
第6章 ヘリコプターマネーは何をもたらすのか―詭弁化した経済の末期症状
第7章 崩壊のブラックスワンはいつ来るのか―破綻確率は想定外に高い
終章 中間層を待ち受ける危機
付録:限定合理性とパラドックスから、詭弁の根源を探る
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異次元金融緩和、負の公共事業、財政危機、年金・保険の崩壊……。普遍の科学という視点から、詭弁に満ちた経済政策に警鐘を鳴らす。