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- 放浪・廻遊民と日本の近代
-
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2016年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784863291430
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[BOOKデータベースより]
漂泊民(放浪・廻遊民)を受け入れられなくなった現代社会がはらむ非人間的な現象(経済格差の拡大、管理と排除の進行、競争と孤立、効率優先主義など)を見極め、寛容さが希薄になってゆく「近代国家」の淵源はどこにあるのか、そしてこれからその寛容さをどのように回復させていけばよいのか、を問いかける画期的な書。
第1章 「サンカ」―九州山地の廻遊民
[日販商品データベースより]第2章 家船と「シャア」―海と陸を廻遊する人びと
第3章 浮浪らい―放浪するハンセン病者
第4章 ふたりの“紀州”―放浪する乞食たち
第5章 別府と的ヶ浜事件―都市型下層社会の形成とその隠蔽
終章 非定住から近代国家を問う
国家に管理・保護されず「定住地」というものを持たない人々がいた。サンカ、家船の民、ハンセン病者、乞食。彼ら漂泊民=放浪・廻遊民はなぜ消滅させられたのか。近代化がもたらした「制度」の根幹を再考する。