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[BOOKデータベースより]
身近な生物多様性を構成する淡水魚を積極的に保全する理論と実践の集成。
第1部 日本産魚類の危機と保全(レッドデータブックからみた日本産魚類の危機;保全手法としての放流―その有効性と危険性)
[日販商品データベースより]第2部 魚類の積極的保全事例(ミヤコタナゴ野生個体群を長期的に存続させるために―自然生息地における繁殖補助と生息環境の創出の試み;イタセンパラ:生息地再生と野生復帰プロジェクト;シナイモツゴとゼニタナゴの永続的な保全をめざす戦略と取り組み;ウシモツゴ:決して諦めない外来種対策;イチモンジタナゴ:地域とともに将来につなぐ;行政、市民、研究者の連携による保全と再導入:絶滅危惧種ヒナモロコ;生物学への探究心と郷土の宝を守る心―環境教育としての調査活動;ポルトガルの絶滅危惧コイ科魚類の保全に向けた“自然的”生息域外繁殖と再導入)
第3部 魚類を本当に増やすには(野生復帰を目指した生息域外保全:水族館の役割と限界;環境改善―人工構造物が作る生息環境;外来魚類対策:侵略的サケ科魚類に焦点を当てて;積極的保全:何を目指し、どのように守っていくか?)
身近な生物多様性を構成する淡水魚。その保全を積極的に進めていくための理論と実践をまとめた1冊。様々な調査報告、研究、水辺環境の保全、保全活動の悩みなどを紹介する。