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[BOOKデータベースより]
「モノ」の動きが描き出す新たな近世史。近世経済社会において、人びとは生産に工夫を凝らし、物流を担い、消費生活を向上させていった。そこには、都市と村々、農村と漁村などを相互につなぐヒト・モノ・カネ・情報のネットワークがあった―食料と肥料、水産物、衣服・酒・煙草等の嗜好品、書物や文房具など、具体的な「モノ」の移動に着目し、その生産・流通・消費のありようを一貫して把握。環境・資源・生態系との対話により編み出された技術や生業の複合性にも着目し、近世の人びとの多種多様な生活をリアルに描き出す。
総論 生産・流通・消費の近世史
[日販商品データベースより]第1部 食料と肥料
第2部 衣料と嗜好品
第3部 書物と文房具
第4部 水産資源と環境
第5部 山間の村の暮らし
食料と肥料、水産物、衣服・酒・煙草などの嗜好品、書物や文房具など、具体的な「モノ」の移動に着目し、その生産・流通・消費のありようを一貫して把握。近世の人びとの多種多様な生活をリアルに描き出す。