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- 種のキモチ
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784286178523
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- ★プロ書店員レビュー★
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気分はSadistic Desire
なんとなく「世にも奇妙な物語」を連想させる雰囲気です。あるいは「ウルトラセブン」の「緑の恐怖」とか、小松左京氏の「花のこころ」あたりに通じる怖さを感じます。序盤は”ちょっと変な小説”といった趣きだけど、終盤にかけてどんどん不気味になっていきます。推薦文を書いた横山由依さんが、どう表現していいか困っているみたいなのも充分頷けます。ただ、この小説のタイトルは「種のキモチ」なんです。主人公は最後まで”アタシ”であり、”アタシ”が生み出した新月美人の”種”なんです。ダイスケも一行も里沙も脇役にすぎません。感情移入するのは”種”に対してであり、だからこそ、この小説はハッピーエンドなんです。だって、”種”は夜空に飛んでいくのだから。それにしても、”アタシ”は千葉の館山で生まれ育ったって、何かの伏線かと思ったら最後まで何もないってどうゆうこと?
レビュアー:加藤永人 / リブロ / 男性 / 50代
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[日販商品データベースより]
監禁事件の末の奇天烈なエピソード。まさに山田ワールド!!