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- 黒幕
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巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」
小学館文庫 い13ー1
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094063257
[BOOKデータベースより]
借金の取り立てで住吉会に囲まれ、検察の予定調和捜査に噛みつき、リクルート江副浩正に意見し、内調と警視庁になぜか頼られ、中川秀直愛人醜聞では右翼と共闘し、『噂の眞相』に助け船を出し、銀座のクラブに巨費を落とす。―こんな男が実在した!情報誌『現代産業情報』発行人・石原俊介は、メディアには絶対に出てこなかった「陰の情報フィクサー」。腕と度胸で成り上がっていった男の封印された半生を、気鋭のジャーナリストが初めて明らかにする!日本の裏面史をあぶり出す傑作ノンフィクション、ついに文庫化!
第1章 「黒幕」の誕生(メディア、企業広報、捜査関係者と暴力団幹部が一堂に会した;「オール5」の中学卒業後、「金の卵」として上野駅に降り立つ ほか)
第2章 マスコミを動かす、捜査権力を動かす(平和相銀事件で「兜町の石原」の名は轟くようになる;右翼、暴力団情報で「裏社会の案内人」への期待に応える ほか)
第3章 巨大企業の「守護神」として(金融界を震撼させた総会屋利益供与事件をどこよりも早く報じた;総会屋・小池の動静が石原に伝わる情報ルートが確立していた ほか)
第4章 「内調」「政治家」から「右翼」「暴力団」まで(内調経験がある元警察大学校長が「石原の死」を悼む;警視庁組織犯罪対策部の名物刑事が感心した「石原の視点」 ほか)
情報フィクサー”兜町の石原”とは何者か
借金の取り立てで住吉会に囲まれ、検察の予定調和捜査に噛みつき、リクルート江副浩正に意見し、内調と警視庁になぜか頼られ、中川秀直愛人醜聞では右翼と共闘し、『噂の眞相』に助け船を出し、銀座のクラブに巨費を落とす。
――こんな男が実在した!
情報誌『現代産業情報』発行人・石原俊介は、メディアには絶対に出てこなかった「陰の情報フィクサー」。腕と度胸で成り上がっていった男の封印された半生を、気鋭のジャーナリストが初めて明らかにする!
日本の裏面史をあぶり出す傑作ノンフィクション、ついに文庫化!
【編集担当からのおすすめ情報】
単行本発売時に、多くのメディアから高い評価を受けた傑作ノンフィクション、待望の文庫化です。新聞・テレビが決して報じなかった情報フィクサー・石原俊介氏の生き様は、混沌の現在にこそ、改めて胸に迫ってきます。
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