この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 時空を翔ける中将姫
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2020年03月発売】
- 「曽良旅日記」を読む
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2013年09月発売】
- 俳人今井柳荘と善光寺の俳人たち
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2017年06月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2020年03月発売】
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2013年09月発売】
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2017年06月発売】
[BOOKデータベースより]
濱千代清氏旧蔵の『紹巴冨士見道記』は、『紹巴冨士見道記』の原型ともいうべき根本的な本文であり、今後は、この本をもとに考察しなければならない。本書では、影印・翻刻とともに校合ではなく、「本文校合箚記」を添え、末流本文がどのように崩れてゆくかを見ようとする。
1 はじめに
[日販商品データベースより]2 影印
3 翻刻
4 書誌
5 諸本略解題―校合本を中心に
6 本文校合箚記
7 本文の崩れゆく過程
8 濱千代清先生を偲ぶ
9 後記―甲子庵文庫本との出会い、解説を兼ねて
紀行文学としては、芭蕉の『おくの細道』があまりに著名であるが、その前に連歌師の紀行文学の伝統があったことは十分顧みられなくてはならない。宗祇・宗長・紹巴・宗因と辿って来て、その上で『おくの細道』の紀行の新しさが論じられなくてはならない時代に来ている。
この度刊行した、濱千代清氏旧蔵『紹巴冨士見道記』は、濱千代氏は紹巴自筆と考えられていた。現在は郡上市の紅林文庫蔵となっている。忠実な写本という説もあるが、いずれにしても『紹巴冨士見道記』の原型ともいうべき根本的な本文であり、今後は、この本をもとに考察しなければならない。濱千代氏は未紹介の京都女子大学蔵本らとともに校本を作成し、公刊の意志を持っておられたが、本書は校本ではなく、影印・翻刻とともに本文が末流へとたどる間にどのようにして崩れてゆくのかを見るために「本文校合箚記」を添えた。