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[BOOKデータベースより]
1 “性”規範への挑戦(たい子の文学的出発―境界を越える力;恋愛論の流行とコロンタイズム―新しい性愛のモラルを求めて;「愛情の問題」とハウスキーパー批判―「プロレタリヤの星」と「プロレタリヤの女」)
[日販商品データベースより]2 照射される“階級”概念(労働小説のなかの農村・農民―「夜風」から「植林主義」まで;製糸女工たちの表象―「蛹と一緒に」から「糸価補償法」まで;「ナップ」への接近―江口渙宛書簡にみる一九三一年の“熱い”夏)
3 帝国を撃つ“民族”の視点(植民地朝鮮への眼差し―「森の中」に描かれた震災と虐殺;満洲という最前線―「敷設列車」からみる一九二〇年代;中国人強制連行の闇―「盲中国兵」に記録された記憶)
平林たい子の作品のうち、主にプロレタリア文学が活況を呈していた1920年代から30年代にかけての作品を、性・階級・民族の視点から読み、プロレタリア文学の持っていたひとつの可能性を浮かび上がらせる。