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[BOOKデータベースより]
楽しく、冒険にみちた丸谷才一の文学世界。「忠臣蔵」の御霊信仰と祝祭性、ジョイスと後鳥羽院の共鳴、小説における仕掛けの謎を解く。小説と批評を軸にした、はじめての丸谷才一の本格的評論。
第1章 『笹まくら』からの出発
第2章 反乱・カーニヴァル・国家
第3章 モダニズム文学の花火
第4章 短篇小説が実現したこと
第5章 御霊信仰からカーニヴァルへ
第6章 現代社会の背後には
第7章 『輝く日の宮』の達成
なにより面白く、気宇壮大な丸谷才一の文学世界。たのしく工夫のある小説。通説に果敢に挑んで説得力のある評論。2つの領域を往還しながら、作家の全体像にせまる力作評論。
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なにより読むことの楽しさを大事にした丸谷才一の文学世界。趣向にみちた小説、王朝文学や江戸文芸、西欧文学をもとにした批評を通じて、日本文学において何を達成しえたのか。丸谷才一の仕事に迫る、はじめての待望の本格的評論。