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[BOOKデータベースより]
李禹煥の自己形成にとって大きな意味をもった60年代末から70年代初めにかけて発表された文章の数々は、硬直した理性と物象化を暴く近代批判の試みであると同時に、新たな表現論を模索するものとして、版を新たにしながら読み継がれてきた。70年代とは何だったのか、もの派の発想はどういうものだったか、表現はどこから始まるのか―こうした問いに、いま確かなヒントを与えてくれる評論集、待望の復刊。
観念崇拝と表現の危機―オブジェ思想の正体と行方
出会いを求めて
認識から知覚へ―高松次郎論
存在と無を越えて―関根伸夫論
デカルトと過程の宿命
出会いの現象学序説―新しい芸術論の準備のために
1960年代末にもの派を主導した美術作家、李禹煥。今日の芸術表現への批判から近代世界観史の反省をへて、新たな芸術観へ至る道を探る。李禹煥の若き日の評論集、待望の復刊。
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