現代の災害と防災

その実態と変化を見据えて

本の泉社
志岐常正　池田碩　田結庄良昭　紺谷吉弘　上野鉄男　加納雄二　中村八郎　浜辺友　室崎益輝　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2016年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784780712766

内容情報

[BOOKデータベースより]

現代の「災害」の実態―豪雨災害にみる
自然を無視した開発と復興災害―六甲山地周辺の土砂災害および地震による人工造成地災害の例とその教訓
自然及び人為的環境変化と災害―京都府下・宇治川流域における例
現代文明災害の典型、原発事故災害とそのリスク―地震、津波に関する盲点問題を中心に
東日本大震災からの復興のための防災対策について
原発を巡る裁判のありかた
安全で住みよい地域づくりの課題と方向（行政公務員の経験を踏まえて）
国土交通省における防災施策と防災責任について考える
減災と復興のあり方…大震災に学ぶ
災害が変わってきた、増えてきた　これからも日本列島に住むわたし―どうしよう
災害論の最近の発展について―災害の認識論、プロセス論、構造論

[日販商品データベースより]

自然の働きが直接的に作用して起こる災害を扱い、少数の事例に絞って記述。その種の災害の問題を考える入り口とした。また、昔には起こりえなかった災害リスクの典型として、原発事故災害リスク問題も取り上げる。