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- 不適切な日本語
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新潮新書 668
新潮社
梶原しげる
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784106106682
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[BOOKデータベースより]
いらいら。むかむか。もやもや。気になると止まらない。この世は「不適切な日本語」で溢れている。「私たち入籍しました」のどこが間違いか?平板アクセントがなぜ急増しているのか?「元気をもらう」のどこが陳腐か?ある時は研究者に取材し、ある時は関係者のもとに出向き、さらにある時は居酒屋で熱論を交わし…喋りのプロが持ち前の粘着質を存分に発揮、笑いと共感と納得に満ちた「日本語偏執帳」。
「私たち入籍しました」のどこが間違いか
[日販商品データベースより]「元気」は他人にもらうものなのか
震災に「記念日」は適切か
「大丈夫です」を安易に使っていないか
「一時雨」は「時々雨」とどこが違うのか
「印鑑をご持参ください」のどこが問題か
「鏡開き」は何を割るものか
震災報道でNHKが使わなかった言葉とは
「○○ちゃんママ」は幼い表現だろうか
「ありがとう」がデフレ化していないか
「奥が深いですねえ」のどこが怪しいのか
「サプライズ」ってそんなにいいものか
アクセントはなぜ平板化したのか
「なごり雪」は誰が作った言葉か
これも「偽装」と言うべきか
国谷キャスターが絶対に口にしない言葉とは
「白髪染め」か「カラーリング」か
辞書の読み比べは何が楽しいか
客の図々しい言い分をどう考えるか
敬語教育はパワハラなのか
北関東風尻上がり音調はもはや全国区か
「こだわりの料理」はどこが陳腐か
「そうなんですね」に感情はこもっているのか
「歩きスマホ」か「スマホ歩き」か
紋切型はいかにして生まれるのか
この世は「不適切な日本語」で溢れている。ある時は研究者に取材、ある時は関係者のもとに出向き、ある時は居酒屋で熱論を交わし…。喋りのプロが持ち前の粘着質を存分に発揮、笑いと共感に満ちた「日本語偏執帳」。