日本憲法史

八百年の伝統と日本国憲法
未来への歴史　

かもがわ出版
小路田泰直　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2016年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784780308389

内容情報

[BOOKデータベースより]

立憲主義は西洋の借り物ではない―安倍内閣の立憲主義の否定を、日本の伝統の破壊という見地から捉え直した問題作。

第１章　「民主主義」とは何か、「立憲主義」とは何か（「立憲主義」と「民主主義」の相違；「民主主義」誕生のきっかけ　ほか）
第２章　「立憲主義」の形成（再び「道理」について；関東御成敗式目・建武式目・武家諸法度　ほか）
第３章　大日本帝国憲法の構造（ペリー来航のこと；日本「立憲主義」の構造　ほか）
第４章　美濃部達吉憲法学への跳躍―そして「世界最終戦」へ（美濃部憲法学とは；国家それ自体の意思の表し方―主権の自己制限論　ほか）
第５章　日本国憲法の制定（「世界最終戦」の終結；日本国憲法の受容と美濃部達吉の関わり　ほか）

[日販商品データベースより]

御成敗式目以来、日本にも８００年の立憲主義の伝統がある。江戸時代にも発展させられ、明治憲法、現行憲法に受け継がれている。安倍内閣の立憲主義の否定を、日本の伝統の破壊という見地から捉え直した問題作。