- 都市と環境の公法学
-
磯部力先生古稀記念論文集
- 価格
- 11,000円(本体10,000円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784326403172
[BOOKデータベースより]
第1部 都市環境法(磯部力教授による「都市法学」の意義;住民参加と参加の「場」としてのコミュニティ―東日本大震災を契機として;都市計画法制における権利制限に関する一考察;環境管理計画法制に関する予備的考察;老朽家屋等対策における都道府県と市町村の協働―特定行政庁に着目して;バーベキュー規制について―公物法の変容、生じつつある都市環境法)
第2部 自治体行政法(行政法における「地域」の概念;権利擁護と一般的な自由の保障;地方公共団体の出訴資格再論―「法律上の争訟」に関する私権保護ドグマ;条例をめぐる合憲性審査の一考察;条例の違憲性と国家賠償法一条の違法について―府中市議会議員政治倫理条例違憲判決を素材にして;行政財産の目的外使用許可と第三者;大都市制度に関する若干の考察;「要保護児童対策」における情報共有と個人情報保護)
第3部 フランス公法(レオン・ミシュウの行政法学―国家責任法をめぐって;ディレクティヴの法理の行方;都市計画における参加制度と公共性判断―フランス・パリ・レアル地区再開発のコンセルタシオンを素材として;延命中止と安楽死の結合子としての「死までの深い眠りを求める権利」―あるいは、フランス終末期法改革における「死ぬ権利」論;モーリス・オーリウとフランス行政法における「時間」の観念)
磯部都市法学は、「都市環境の管理」という作用法的側面と「地方自治体の権限」という組織法的側面とを併せもちつつ、原理論レベルからの体系構築を志向するものとして、先駆的な意義を有する。磯部教授による「都市法学」および「環境管理」の発想を継承する執筆者による論文集。磯部都市法学の独自性を明らかにし、その今日的意義を明らかにする。
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