原発プロパガンダ

岩波新書　新赤版１６０１

岩波書店
本間龍　

• 価格: 902円（本体820円＋税）
• 発行年月: 2016年04月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784004316015

内容情報

[BOOKデータベースより]

世界有数の地震大国日本になぜ五四基もの原発が建設され、多くの国民が原子力推進を肯定してきたのか。そこには電気料金から生じる巨大なマネーを原資に、日本独特の広告代理店システムを駆使して実現した「安全神話」と「豊かな生活」の刷り込みがあった。四〇年余にわたる国民的洗脳の実態を追う、もう一つの日本メディア史。

序章　「欺瞞」と「恫喝」
第１章　原発プロパガンダの黎明期（一九六八〜七九）
第２章　原発プロパガンダの発展期（一九八〇〜八九）
第３章　原発プロパガンダの完成期（一九九〇〜九九）
第４章　プロパガンダ爛熟期から崩壊へ（二〇〇〇〜一一）
第５章　復活する原発プロパガンダ（二〇一三〜）

[日販商品データベースより]

巨大な電力マネーと日本独自の広告代理店システムが実現した「安全神話」「豊かな生活」の刷り込みの歴史。