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- 梁啓超
-
東アジア文明史の転換
岩波現代全書 087
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2016年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291873
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[BOOKデータベースより]
変法維新運動が挫折した後一八九八年に日本に亡命し、辛亥革命直後の一九一二年に帰国した梁啓超(一八七三‐一九二九)。彼は一四年に及ぶ日本体験を経て、明治日本の文明史的達成に深い感銘を受け、中国の政治・経済・教育・言語・文学のあらゆる分野に、思想・学術上の大転換をもたらした。天才ジャーナリストにして希代の政論家は、祖国と国民をどう改造しようとし、進行する革命とどう関わったのか。驕慢になりゆく日本をどう見ていたのか。
第1章 亡命―「思想一変」(政変と亡命;来日以前の梁啓超;東京での活動;亡命者の自覚)
[日販商品データベースより]第2章 思想―国家主義(ハワイからオーストラリアへ;譚嗣同と「仁学」;『清議報』の功績)
第3章 精神―「中国之新民」(『新民叢報』;「新民説」の公徳;「知」の新領域;立場の移動)
第4章 行動―代作・論戦・運動(憲政視察報告の代作;革命派との論戦;国会早期開設運動)
変法維新運動の挫折後、日本に亡命し辛亥革命直後に帰国した梁啓超は、その日本体験を経て、中国の政治・経済・教育・文学のあらゆる分野に、思想・学術上の大転換をもたらした。希代の啓蒙家・政論家の足跡を辿る。