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内容情報
[日販商品データベースより]
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白いちょうちょうと赤い風船の、やさしく切ない物語。版画家 山中現の描く、モーツァルトの短調の曲ように寂しく、美しく、凛々しい木版画で、イメージが更に膨らみます。巻末には「手袋を買いに」のテキストを収録。また、新美南吉の生い立ちや作品に触れ、他の作品への興味を誘います。
ふうせんうり 子ども達は風船がすきですね
赤やきいろ 青とカラフルな風船を 売っているおじさん
しろいちょうとは赤い風船と友達になって うれしそう ずっとついて行くのです(ラブストーリーのような)
あるひ 赤ちゃんをおんぶした 子守の女の子が 赤ちゃんのために風船を一銭でかいました
新美南吉さんの時代は 今のお金とちがって 一銭で風船が買えたのですね
子守の音の子が居眠りして風船のひもを離してしまうのです
あかいふうせんと ちょうちょは ひらひらどこまでも飛んでいきましたが・・・余韻の残る やさしいお話しです
山中 現さんの版画が とても優しくて 新美南吉さんのお話にピッタリでした
今の子ども達にも風船は夢を与えてくれるのですね(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】