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- ホセ・ムヒカ世界でいちばん貧しい大統領
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角川文庫 19672
Una oveja negra al poder.KADOKAWA
アンドレス・ダンサ エルネスト・トゥルボヴィッツ 大橋美帆- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041043271
[BOOKデータベースより]
世界が抱える諸問題の根源は、我々の生き方そのものにあると説いた伝説的スピーチで、一躍時の人となった南米ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。一国の長でありながら庶民的生活を貫き、国民の目線に立ち続ける柔和で読書好きな老人の生涯は、貧困、ゲリラ活動、投獄など衝撃の過去に満ちていた―。「私が大統領を辞めたら本にしてもいいよ」―19年にわたる現地取材を基に著した歴史的ルポが満を持して遂に文庫化!
大統領候補
大統領
無礼者
アナーキスト
模範
カウディージョ
ずる賢いキツネ
証人
老人
預言者
伝説
【2016年4月、本書の刊行記念で初来日!】
「私たちは発展するためにこの世にやってきたわけではありません。この惑星に、幸せになるためにやってきたのです」
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと欲しがることです」
「今の地球の危機の原因は、環境の危機ではなく政治の危機なのです」
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた国連の「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となったホセ・ムヒカ。その彼に19年にわたり密着取材し、ホセ・ムヒカの半生に迫った渾身のルポ。
[内 容]
世界が抱える諸問題の根源は、我々の生き方そのものにあると説いた伝説的スピーチで、一躍時の人となった南米ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ。一国の長でありながら庶民的生活を貫き、国民の目線に立ち続ける柔和で読書好きな老人の生涯は、貧困、ゲリラ活動、投獄など衝撃の過去に満ちていた――。
「私が大統領を辞めたら本にしてもいいよ」19年にわたる現地取材を基に著した歴史的ルポが満を持して遂に文庫化!
[目 次]
はじまり
1 大統領候補
2 大統領
3 無礼者
4 アナーキスト
5 模範
6 カウディージョ
7 ずる賢いキツネ
8 証人
9 老人
10 預言者
11 伝説
[ホセ・ムヒカ]
ウルグアイ東方共和国在住。1935年5月20日生まれ。第40代ウルグアイ大統領(2010-2015)。妻はルシア・トポランスキ上院議員。趣味は園芸。事故によって三本脚となったマヌエラを含む数匹の犬や猫、鶏らと暮らす。2013年と2014年にノーベル平和賞にノミネート。
南米ウルグアイの首都モンテビデオ郊外の貧しい家庭に生まれ、早くに父を亡くし、幼い頃からパン屋、花屋などで働く。10代から政治活動を始め、1960年代初期に当時の独裁政権に反抗する非合法政治組織トゥパマロスに加わる。ゲリラ活動による投獄は4度に及び、最後の投獄は13年間にわたった。85年、出獄した数日後に行った初の大演説では、許すこと、過去を乗り越えることの重要性を説いた。
その後再び政治活動を始め、94年には下院議員に選出され、トゥパマロス出身の初の国会議員となる。99年、所属政党である人民参加運動(MPP)が最大議席数を獲得。
2012年6月、ブラジル、リオデジャネイロで開かれた「持続可能な開発会議」でのスピーチが世界中から注目され、「世界でいちばん貧しい大統領」として質素な暮らしぶりが話題となった。
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世界が抱える諸問題の根源を、我々の生き方そのものにあると説いた伝説的スピーチで一躍時の人となったウルグアイ前大統領。一国の長ながら庶民的生活を貫き、国民目線に立ち続ける彼の波乱に満ちた生涯とは