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[BOOKデータベースより]
第1章 「戦争のできる国へ」なんて許せません(剱持千枝子―人生八十年。ソウルの友に、ハルちゃんに、亡夫に、そして、英霊に。お約足します、もう「間違い」は重ねません;竹内瀧子―満州ふたたび。黄土を歩き回った少女は、戦争はいや、ほんとうにいやって言うんです;原美和―「二・二六事件・消えた裁判記録」を発掘した伯父と、沈黙を貫いた近衛師団将校の祖父が「戦争を知らない私」を刺激します ほか)
[日販商品データベースより]第2章 本気で生きると見えてくるんです(松樹偕子―被災地をめぐる、懸念を聞く、「酷」に気づく、身障の子と音楽の深いかかわりに驚く、「いちじくの家」を回顧する。そんな歳月なんです;井上ヒロ―大江健三郎さん、そして、文章を学び合う友と行った沖縄。「こころの旅」が続いています;神尾絢子―転勤族の夫と引っ越しを重ねましてね。そして、そうだ、「賢治」と出会ったんでした ほか)
第3章 おかげさまで、こころ豊かな日々です(畔柳啓子―謙虚に老いと向き合いながら、いのちあるものを愛で、楽しい出会いを重ねています;貞永和子―つれづれなるままに…、そして、素直になる私に気がつくままに…。ペンをとり、深い世界に誘われます;成生汎子―戦前、戦中、戦後、思いつくままにつぶやく。人生、悪くはなかったですね。思い出さまざま、生きてきてよかったなあ ほか)
朝日カルチャーセンターの文章教室「書いて語るそれぞれの20世紀」の講座から生まれた本の第4弾。書いて語る歳月が熱い「ことば」を生んだ…。多様な市民が集い、それぞれの作品をもとに語り合う。