学者は平気でウソをつく

新潮新書　６５４

新潮社
和田秀樹（心理・教育評論家）　

• 価格: 792円（本体720円＋税）
• 発行年月: 2016年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784106106545

内容情報

[BOOKデータベースより]

学者の言うことを、真に受けてはいけない。データの改竄や人為的ミスがなくても、「画期的な発見」の大半はのちに覆される運命にあるのだから―。医学、教育学、経済学等々、あらゆる学問の「常識」を疑い、学問との上手な距離の取り方を模索する。学問という名の宗教に振り回されず、正しい選択をして生きるために必要な思考法と、健全な猜疑心の持ち方とは？「学者のウソ」をメッタ切りにする、痛快な一冊！

１章　医者を信じると損をする―医学のウソ（カッコーの巣の上で；一〇年で飛躍的に進歩した乳がん治療　ほか）
２章　人の心なんかわからない―精神分析のウソ（母親は悪者か；洗脳を解いてくれたアメリカ留学　ほか）
３章　「心の病」はころころ変わる―精神医学のウソ（マニュアルで診断できるようになった「心の病」；精神医学の業界標準　ほか）
４章　経済学者にカネを扱う資格はあるのか―文系学問メッタ切り（経済学はどこまで信じられるか；人が持っている情報はそれぞれ異なる　ほか）

[日販商品データベースより]

医学、教育学、経済学など、あらゆる学問の「常識」を疑い、学問との上手な距離の取り方を模索する。学問という名の宗教に振り回されず、正しい選択をして生きるために必要な思考法と、健全な猜疑心の持ち方とは。