宗教消滅

資本主義は宗教と心中する
ＳＢ新書　３３２

ＳＢクリエイティブ
島田裕巳　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2016年02月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784797385489

内容情報

[BOOKデータベースより]

創価学会でさえ信者激減！？天理教６３万人減・立正佼成会３２４万人減。今、世界中で一体何が起きているのか―衝撃的な事実を緊急検証。

序章　今、日本で宗教消滅の兆しが見られる
１章　宗教の未来を予見するための重要なセオリー
２章　ヨーロッパが直面する宗教の危機
３章　世界同時多発的に起きる「宗教消滅」
４章　なぜ、宗教が終焉に向かいつつあるのか
５章　宗教と「資本主義経済」の密接な関係
６章　急速に衰退する日本の宗教
７章　宗教なき日本、いかに生きるべきか？
終章　恐るべき未来―高度資本主義が、宗教と人類を滅ぼす日

[日販商品データベースより]

かつて隆盛を誇った新興宗教は、入信者を減らし、衰退の一途をたどっている。
著者は、毎年恒例のPL学園の花火が「地味に」なっていることから、日本の新興宗教の衰退を察知。
日本の新興宗教の衰退は、なにを意味するのか――。

本書は、世界と日本の宗教が衰退している現象を読み解きながら、
それを経済・資本主義とからめて宗教の未来を予測する。

共同体を解体しつくした資本主義は、宗教さえも解体し、どこへ行きつくか。
拠り所をなくした人はどうなっていくのか。
ポスト資本主義の社会を「宗教」から読み解く野心的な１冊。