- ロレンスの短編を読む
-
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2016年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784775402290
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[BOOKデータベースより]
ロレンス―「素顔」の短編小説家
[日販商品データベースより]1(「春の亡霊たち」論―メラーズの前身としてのサイスン;文学批評と公共圏―「牧師の娘たち」を読むリーヴィス;労働者階級の肉体に映し出される中産階級の恐怖心と羨望―「牧師の娘たち」、「ヘイドリアン」、後期エッセイに見る階級観の変遷と相克)
2(「愛情的世界内存在」を求めて―「プロシア士官」論;「桜草の道」とオーストラリア―アイデンティティーの揺らぎ;娘に託された奇跡―「馬仲買の娘」における再生の意味)
3(氷柱の向こう側―「馬で去った女」の射程;馬ではなく、蛇が…―「セント・モア」におけるキー・イメージ;「社会的自己」の桎梏から解き放たれて―「太陽」試論;『ヴァージン・アンド・ザ・ジプシー』のイヴェントの持つ共感力―『フロス河の水車場』のマギーとの比較から)
圧倒的な長編群の陰に隠れがちだったが、80に及ぶロレンスの短編には目を見張るような豊穣かつ独自の世界があった。初期、中期、後期からバランスよく作品を取り上げ、ロレンス研究に新たな光を投げかける。