[BOOKデータベースより]
れきし(古くからなじみ深く慕われた花;里のくらしで利用されてきた身近な木)
しゅるい(日本には、10種の野生種がある;北のサクラ 南のサクラ 高山のサクラ ほか)
そだち(サクラの四季と芽生えから老木まで;冬芽と早春の芽吹きたち ほか)
さいばい(たねを発芽させて、木を育てる;枝ぶりは、まず自然にまかせよう ほか)
りよう(サクラの木材や樹皮を利用する;花と葉の塩漬け 染めもの スモーク)
未来の人とサクラのくらし
地域の環境や景観を形づくり、人のくらしに欠かせない様々な恵みをもたらしてきた木の生き方にせまり、人との深い関わりを見つめるシリーズ。本巻は、日本でもっともなじみ深い花を咲かせる木・サクラを紹介。
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主に日本に生えているサクラを、品種、特徴、歴史、成長の様子、育て方、利用方法などを紹介した学習絵本。
2015年刊行。
サクラはソメイヨシノのクローンが、全国に植わっている、という都市伝説を何故か信じていたので、こんなにたくさんの種類があることを知り、驚いた。
(なぜ、そんな変な都市伝説を信じていたのか、自分の不思議さにも驚いた)
知らない品種がたくさんあり、良く見ると、形や色、大きさなどがかなり違う。その辺に植わっているし、見慣れているから、あまり知ろうとしなかったから、知らないことだらけだった。
印象に残ったのは、「薪として利用」するなどの、サクラの利用法。桜餅の葉っぱくらいしか知らなかったので、成長の早い品種は、昔は里山で管理して、木材の資源として活用したり、木の性質に応じた製品づくりや、燻製のチップとして使ったりと、かなりいろいろに使っているという。
お花見で酔っ払いの相手をしているだけでなくてよかった。
植物としては、開花時期や葉の散るタイミングなどが、かなりせっかちな性質らしい、という説明が面白い。
木にも、のんきなタイプと、短気なタイプがあるようだ。
身近な植物も、いろんな性格があって、楽しい。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】