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- 悪の中国皇帝論
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覇権を求める暴虐の民族DNA
ビジネス社
塚本青史
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2016年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784828418605
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[BOOKデータベースより]
中国は易姓革命の国である。歴代国家は、全て前の王朝を否定することで、自己の正当性をアピールするのである。故に、自己の残虐さを糊塗するために、前皇帝をさらに暴虐に描くし、自ずと悪となる。日本の天皇が万世一系で、その時の権力者が、とりあえず天皇を尊び、元首としてきたこととは根本的な違いがある。皇帝権力の本質に迫る悪の叙事詩。
酒池肉林―皇帝を堕落させた悪女の系譜
[日販商品データベースより]不老不死―「死」を超克しようとした始皇帝
人肉食―復讐か美食か、禁断の食材
頽廃―国政に無関心な皇帝の末路
暗愚―民なき王朝の行き着く先
廃位―外敵より恐ろしい宮廷内闘争
美男―必ずしも幸運とは言えない彼らの人生
悪妻型皇后―かくも恐ろしき大悪女たち
良妻型皇后―利権に群がる外戚を抑える
名医―世界最先端医学を持っていた中国
直情径行―故事「完璧」「刎頚の友」の背景
世界を手中に―四大発明を興したはずが
聖人君子―大陸に咲いた奇跡の花
愛欲背徳―王朝の最後に必ず現れる暗愚王
無勢が多勢を―烏合の衆と化す中国の病巣
毛沢東と習近平―歴史は繰り返す
中国に眠る、残虐な王国の歴史を解き明かす著者の新境地。伝説の夏の桀王から現代の習近平まで、闘争に闘争を繰り返してきた中国人の実態を探り、日本人はいかに彼らの本質を知り、つき合っていくべきかを示唆する。