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[BOOKデータベースより]
米軍占領が始まると、人びとはジープに巻き上げられる砂塵のように、不確かな生活を強いられた。しかし、人びとはたんなる「砂塵」ではなかった。本書は東アジアの冷戦体制が形成されるなか、占領初期5年間の沖縄の政治社会がどのように形成されたのかについて、社会変容や政治意識、米軍との交渉、アメリカの対アジア政策との相互作用に焦点を当てて分析。戦後沖縄の原点を、冷戦下の国際政治と沖縄自身の政治社会という両面から見直す。
序章 占領と政治社会―東アジアのなかの沖縄
第1章 戦闘から占領へ
第2章 猫と鼠
第3章 占領初期の社会変容
第4章 政治組織の形成
第5章 東アジア冷戦体制の形成と沖縄―NSC13の世界
第6章 「シーツ善政」―朝鮮戦争前夜の沖縄
第7章 自主沖縄―占領初期沖縄における政治社会
終章 「荒涼たる風景」のなかの問い