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[BOOKデータベースより]
今、自民党政権は粛々と「改憲」に向けて歩を進めています。国論を二分するテーマになりつつある憲法改正問題、なかでも、その核心的イシューが「憲法9条」の問題です。そもそもなぜ日本は戦争放棄をうたう憲法をもつに至ったのか、その歴史的経緯と、それが半世紀以上にわたってこの国に根づき、一方で現実と乖離してきたか、さらに「安保法制」との関連など、憲法9条を取り巻く論点をわかりやすく解説。
第1部 憲法9条と日本と世界の「現状」および「近現代」を考える(戦後日本の「象徴」としての憲法9条;そもそも憲法9条ってどんな条文?;平和憲法をもっているのは日本だけなの?)
第2部 憲法9条と日本の「近未来」を考える(激動の世界 憲法9条を変えると日本はどうなる?;いったい、どこまでが「自衛」なのか?;日米安保と地位協定について考える)
党派性や思想色は極力排除し、憲法9条を守るべきか、変えるべきか、変えるならどのように変えるべきかを考える材料を提供する1冊。憲法9条を取り巻く論点をわかりやすく解説する。