秀吉研究の最前線

ここまでわかった「天下人」の実像
歴史新書ｙ　０５５

洋泉社
日本史史料研究会　

• 価格: 1,045円（本体950円＋税）
• 発行年月: 2015年08月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784800307101

内容情報

[BOOKデータベースより]

人生前半はプラス、人生後半はマイナス、こうした秀吉像は正しいのか？最新の秀吉研究は、戦国の世を多様な人材を登用し、臨機応変に混乱を収めていく人物像を解明する。後世に歪められた秀吉像は、いま大幅な変更を迫られている。

第１部　政治権力者としての実像とは（五大老・五奉行は、実際に機能していたのか；秀吉は、「大名統制」をどの程度できていたのか　ほか）
第２部　誰もが知っている秀吉が命じた政策（「太閤検地」は、秀吉の革新的な政策だったのか；「刀狩」は、民衆の武装解除をめざしたのか　ほか）
第３部　秀吉の宗教・文化政策の実像（秀吉は、なぜ京都東山に大仏を造立したのか；秀吉は、なぜキリスト教を「禁止」したのか　ほか）
第４部　秀吉の人生で気になる三つのポイント（秀吉の出自は、百姓・農民だったのか；秀吉は、本能寺の変後から全国統一をめざしていたのか　ほか）

[日販商品データベースより]

「五大老・五奉行」に上下関係はなかった。本当に「刀狩」で武装解除はされたのか。伝説と謎に満ちた前半生から、政治権力掌握、そして老害と言われた後半生まで、新たなる人物像に迫るための全１６テーマを掲載。