[BOOKデータベースより]
スポーツの世界では「努力すれば必ず報いられる」などという美談が溢れている。しかし著者の八十余年の体験によれば、いくら努力してもダメなことは実に多いという。つまり努力でなしうることには限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、決して幸福には暮らせないのだ。「すべてのものに分際がある」「老いと死がなければ、人間は謙虚になれない」「誰でも人生の終盤は負け戦」「他人を傷つけずに生きることはできない」「『流される』ことも一つの美学」「老年ほど勇気を必要とする時はない」等々、作家として六十年以上、世の中と人間をみつめてきた著者の知恵を凝縮した一冊。
第1章 人間には「分際」がある
第2章 人生のほんとうの意味は苦しみの中にある
第3章 人間関係の基本はぎくしゃくしたものである
第4章 大事なのは「見捨てない」ということ
第5章 幸せは凡庸の中にある
第6章 一度きりの人生をおもしろく生きる
第7章 老年ほど勇気を必要とする時はない
「やればできる」というのは、とんでもない思い上がり。ほとんどすべてのことに努力でなしうる限度があり、人間はその分際を心得ない限り、到底幸福には暮らせない。著者の知恵を凝縮した1冊。
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「やればできる」というのは、とんでもない思い上がり。ほとんどすべてのことに努力でなしうる限度があり、人間はその分際(身の程)を心得ない限り、到底幸福には暮らせない。ベストセラー『人間にとって成熟とは何か』の著者の知恵を凝縮した一冊!