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[日販商品データベースより]
"こころとからだ、あるいは主観と客観の二分法は科学のための便法に過ぎない。人は心身一如たる身体として生きている。臨床は身体的な営みの場。それを捨象した看護学は不毛である。著者があたためてきた身体への関心を看護学基礎論として世に問う。人の奥深さ、身体の不思議・・・・看護の神髄にふれる思索の集成。日常的思索と研究的達成が一体となって、豊かな知の地平がひらかれる。「私自身のほんとうの関心にしたがうことが、看護学の可能性をひらくことにつながるという確信だけはある。」(著者)
著者は専門とする精神科看護の領域で多くの著書を持ち、患者理解について独自の理論を編み出した(『統合失調症急性期看護マニュアル』2004,改訂版2009,すぴか書房)ことで知られます。また認知症高齢者の生活世界を参加観察研究をもとに活き活きと描き(『認知症の人々が創造する世界』岩波現代文庫)、より広い読者を獲得しています。これまでの著作でも、著者のモチーフは「からだでも、こころでもなく」全体性としての身体(しんたい)にあったと言えます。本書は、長年あたためてきた身体への関心を、「ほんとうの看護学のために」必要な基礎論として位置づけるために、改めて書き下ろされました。看護学が看護実践の学であるなら、患者-看護師の相互関係性を「からだでも、こころでもなく」身体として見据えることが本質的に重要であることが、さまざまなテーマをとおして、また著者自身の体験もまじえて諄々と説かれています。看護学の現状は、看護の神髄を見失う方向に進んではいないでしょうか?そう問いかける警世の書と言えるかもしれません。最終章には、著者による三浦雅士インタビュー(対談)を掲載。"