かわら版で読み解く江戸の大事件

彩図社
森田健司　

• 価格: 1,320円（本体1,200円＋税）
• 発行年月: 2015年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784801300804

内容情報

[BOOKデータベースより]

天災地変に妖怪出現、庶民の流行や敵討の実態まで…江戸の庶民が夢中になった「かわら版」にはこんなことまで書かれていた！

第１章　かわら版は江戸のタブロイド紙（官製ニュースから庶民のエンターテインメントへ―かわら版のはじまりは「大坂夏の陣」；金の延棒を発見・親孝行の褒美は銀貨５枚―現実を忘れる「大金転がり込み」系ニュース　ほか）
第２章　江戸の日本は怪異がいっぱい（人魚・くたべ・アマビエ・そしてスカ屁―商売上手な人面妖怪たち；奥州会津怪獣の絵画―夢の合体怪獣が幼子を襲う　ほか）
第３章　天災地変で大騒ぎ（明暦の大火（１６５７年１月１８日）―発端は若い娘の怨念か　死者１０万人超；浅間山噴火（１７８３年７月８日）―襲い来る土石流と降り注ぐ火山灰　ほか）
第４章　かわら版から読み解く江戸庶民の嗜好（娘３人が突然心中　その意外な真相は―お上ですらも手が出せない　個人が「死ぬ自由」；七代目市川團十郎　粋に死出の旅路へ―江戸の庶民が大注目　歌舞伎俳優ニュース　ほか）
第５章　異国人と異国文化　そして崩れゆく幕府（黒船来航という大事件―大混乱の幕府　楽しむ庶民；蒸気機関車の模型に熱狂・アメリカ人も力士に驚愕―日米贈物合戦の結末やいかに　ほか）

[日販商品データベースより]

当時の人々が何に笑い、泣き、興奮したのかを今に伝えてくれるかわら版。天災地変に妖怪出現、庶民の流行や敵討の実態まで、江戸時代におけるかわら版を紹介しながら、そこに記された様々な出来事を読み解く。