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[BOOKデータベースより]
第1章 大日本帝国下の一青年(二・二六事件前後;警視総監の父と暮らして不眠症に ほか)
[日販商品データベースより]第2章 戦後日本と政治学への歩み(敗戦とアイデンティティの危機;丸山論文の衝撃 ほか)
第3章 戦後社会科学の検討(理論を道具とすること;「超国家主義の論理と心理」と短い春 ほか)
第4章 社会科学と言葉(日本社会科学の二階建て構造;福沢諭吉と中村敬宇の違い ほか)
第5章 安保と原発をめぐって(社会科学の価値的前提;『安保と原発』から集団的自衛権へ ほか)
大川周明補論
丸山眞男に師事し、また丸山が十分に論及しえなかった現代政治の問題に踏み込み、問題提起を続けてきた石田雄。彼へのインタビューを通じて、ひとりの社会科学者が時代をどう生き、つかみ、作品化したかを考える。