[BOOKデータベースより]
三重野杜夫は、1945(昭和20)年8月6日の朝に投下された原子爆弾により、12歳5か月の命を落としました。両親とふたりの姉は、1週間、広島の街のなかを必死で彼をさがし求めました。でも、杜夫を見つけ出すことはできませんでした。戦争は、たくさんの命をうばいました。未来のある子どもを失った家族の心の傷も消えることはありません。戦争さえなければ、原子爆弾の投下もなかったのです。これは、杜夫とその家族のかけがえのない日々と、愛しい者をうばわれた悲しみの記録です。命を失い、「平和を守って」という声を出すことのできなくなった人たちからのメッセージでもあります。
[日販商品データベースより]1945年8月6日午前8時15分。広島に、世界ではじめての原子爆弾が落とされた。命をうばわれた10数万人のなかに、三重野杜夫という12歳の少年がいた。大切な弟を原爆でなくした家族の体験記。
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戦争体験者の証言をもとにしたノンフィクション読み物。広島に原爆が投下された朝、町の家屋を取り壊す作業に動員されていた十二歳の杜夫。たくさんの人に支えられながら生きるモリオと、彼を探して瓦礫の街を訪ねてまわる家族の想いを描く。