- 共存学 3
-
復興・地域の創生リスク世界のゆくえ
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2015年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784335160783
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[BOOKデータベースより]
敵対を超えて相互理解と多様性の尊重へ。「共存」をキーワードに環境・開発、社会・文化・歴史、経済・政治の課題を追究。
第1部 震災・復興、地域文化の創生(自然と歴史と文化をふまえた震災復興―飛騨古川における生態経済学的農村経営政策と巨大防潮堤批判;共存社会における警察活動の分析―東日本大震災における救護と安全確保の活動;柳田國男の見た津波供養絵―鵜住居(うのすまい)における死者と生者;自然災害と共存する祭礼―東京都三宅島の初午祭を事例として;渋谷・道玄坂の祭礼からみえる「共存」への課題)
[日販商品データベースより]第2部 文化・民族・宗教と共存を求める世界(生きとし生ける米―現在と過去の共存による再生の未来のために;気候危機の時代の哲学へ―地球への土着性の覚醒と宗教としての神道;神道における「共存」の可能性;冥王星と宇宙葬―死者と生者の共存、未知への遠近法)
第3部 ゆれるグローバル世界―リスク社会のゆくえ(どう共存するか、グローバル・リスク社会―ポスト3・11と核・原発をめぐって;グローバル化時代の「共存」と越境的ガバナンス―対立・共存・共生;共存の政治的条件―権力分有論と多文化主義;共存社会の道すじ―持続可能な社会への胎動)
2つの大戦を経て、平和と繁栄を謳歌する時代になるかにみえた世界に再び靄が漂い始め、あらためて「共存」が問われている。未知なるリスク世界の時代に差しかかり、どう共存するか。その道筋を探る。