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- ぼくつかまらないもん!
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The runaway bunny.
あすなろ書房
マーガレット・ワイズ・ブラウン なかがわちひろ 長野ヒデ子- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2014年10月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784751527122
[BOOKデータベースより]
どこにかくれたの?やんちゃうさぎ!そのとき、おかあさんは…?海をこえ、山をわたり…やんちゃうさぎとおかあさんのおかしなおかしなおいかけっこ!
[日販商品データベースより]あのマーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作が、日本人画家の絵で生まれ変わりました。海をこえ、山を渡り・・・やんちゃうさぎとおかあさんの、おかしなおかしなおいかけっこ!
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ある日、うさぎのぼうやは言います。「ぼく、いえでしようかな」おかあさんうさぎは言います。「あら、たいへん。おまえは わたしの だいじな ぼうやだもの。 おいかけていかなくちゃ」さて、ここからぼうやとおかあさんの攻防戦が始まります。ぼうやがお魚になると言えば、おかあさんは漁師になって捕りにいくと言い、小鳥になって頭の上を飛んでいくと言えば、止まりたくなるような木になると言います。では、ヨットになると言えば?サーカスのテントに逃げ込むと言えば?人間の男の子になって、家に飛び込むと言えば?おかあさんの答えは・・・素敵!!こんな答えが待っていたら、やんちゃなぼうやだってとろけちゃう。いえいえ、わかってて逃げ出したのかもしれないね。いくらおかあさんが大好きだって、一人でどこかへ行きたくなるもの。想像の世界で、ぼうやはどこまでだって遠くへ行くことができます。わが子を見守る母親の愛情を、強く感じるこの物語。どこかで聞き覚えがある方もいるでしょう。そう。マーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作、1942年32歳の時の作品です。なかがわちひろさんの訳、長野ヒデ子さんの絵で新しく生まれ変わったのです!雰囲気はがらりと変わり、親しみやすくなりました。それでも、伝わってくる温かさはそのままです。七変化するぼうやとおかあさんの姿の可笑しいこと、可愛らしいこと。親子で何度でも、そのやりとりを楽しんでくださいね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
【情報提供・絵本ナビ】