[BOOKデータベースより]
時は戦国、下剋上の世。京都・相国寺近くにある三好家の屋敷に、その男はいた。得体の知れぬ出自でありながら、茶の湯に通じ、右筆として仕える野心家である。気に食わぬ者は容赦なく首を刎ね、殺害した女を姦通し、権謀術数を駆使して戦国大名へと成り上がっていく。信長ですら畏れた稀代の梟雄・松永弾正久秀を突き動かすものは、野望かそれとも…!?「悪の爽快感」が支配する血涙必至の物語。
[日販商品データベースより]戦国時代を彗星のように駆け抜けた武将・松永久秀。その生きざま・死にざまを、「弟」として仕えた丹野蘭十郎の眼を通して活写する。芥川賞作家・花村萬月が「悪とは何か」を問う、新感覚時代小説。
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