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[BOOKデータベースより]
『論語』や老荘思想、『孫子』は知っていても、ほとんど顧みられることのない「諸子百家」、『列子』。何やら難解そうに思われがちだが、実はさにあらず。例えば、死なない方法を見つけた男、人格の入れ替え譚、天が抜け落ちてくる話…奇想天外なる寓話で満ち溢れる。現代の我々をも十二分に魅了するストーリーテラーぶりを紹介。
1 『列子』の魅力と老荘思想(杞憂;あやしい名馬鑑定師 ほか)
2 列禦寇先生のプロフィール(不射の射;お出かけ好きの列禦寇さん ほか)
3 『列子』の成立と“語り”の意識(朝三暮四;死なない方法 ほか)
4 諸子百家の枠を超えて(財産なんか棄てちまえ!;なつかしい故郷 ほか)
死なない方法を見つけた男、あべこべ病…。アイロニカルで残酷、そして突拍子もないユーモア。現代の我々をも十二分に魅了するストーリーテラーぶり。その痛快無比の面白さがここに。
アイロニカルで残酷、そして突拍子もないユーモア。現代の我々をも十二分に魅了する「諸子百家」の異端! その痛快無比の面白さ――