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- 八月の犬は二度吠える
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- 価格
- 913円(本体830円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062778718
[BOOKデータベースより]
『八月の犬』。それは京都の『大文字』焼きに「丶」を足し『犬文字』にする極秘作戦。1982年、戌年の夏、6人の大学生は青春の熱狂を計画にぶつけた。しかし実行直前、山室の恋心が悲劇を呼ぶ。消えたかに見えた友情と『八月の犬』。しかし24年後、再会した病床の親友は、仲間の再結集と計画の完遂を山室に託した。
[日販商品データベースより]『八月の犬』。それは京都を彩る『大文字』に「ヽ」を足し『犬文字』にする極秘作戦。1982年、戌年の夏、6人の大学生は青春の熱狂を計画にぶつけた。しかし実行直前、山室の恋心が悲劇を呼ぶ。消えたかに見えた友情と『八月の犬』。しかし24年後、再会した病床の親友は、仲間の再結集と計画の完遂を山室に託す。夢中になれることだけ考えていたあの頃。家族を持ち、守るものができた今。もう一度、燃え上がれるだろうか。
『八月の犬』。それは京都を彩る『大文字』に「ヽ」を足し『犬文字』にする極秘作戦。
京都の浪人寮で出会ったかけがえのない仲間たち。1982年、戌年の夏、6人の大学生は青春の熱狂を計画にぶつけた。しかし実行直前、山室の秘めた恋心が悲劇を呼ぶ。友情と『八月の犬』は消えたかに見えた。
そして24年後、再会した瀕死の親友は、仲間の再結集と計画の完遂を山室に託す。彼の願いはただ一つ。
――『八月の犬』をやろう、それで俺を送ってくれ。
夢中になれることだけ考えていたあの頃。家族を持ち、守るものができた今。もう一度、燃え上がることはできるだろうか。
真夏の計画はふたたび動き出す。友に奇跡を起こすために。
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『八月の犬』をやろう、それで俺を送ってくれ。
1978年、京都の浪人寮で暮らし始めた山室は、かけがえのない仲間たちに出会う。彼らはそれぞれに進学するも、どこか満たされないものを感じていた。大学生活への倦みと、絶え間ない無力感、そして熱狂への渇望が生んだのが、極秘計画『八月の犬』だった。
8月の京都を彩る炎の大文字。1982年戌年の夏、その右上に、小さく「ヽ」を足す。すべては順調だった。山室の恋が“事件”を起こすまでは。
あの夏から24年、桜舞う京都で再会した親友は余命四ヶ月の宣告を受けていた。
山室は散り散りになった仲間たちを集め、『八月の犬』を蘇らせる。
もう人生の折り返し地点を過ぎている。家族ができた。地位も築いた。守らなければならないものの前に、計画はあまりにも無謀だった。だけど、逝ってしまうあいつのために、自分たちにしかできない送り火を焚いてやりたい。そう願うのは愚かだろうか――?
劇作家・鴻上尚史が描く大人の青春小説.