- 正義への責任
-
Responsibility for justice.
- 価格
- 4,510円(本体4,100円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000259637
[BOOKデータベースより]
構造的不正義はいかに生まれ、いかに維持されるのか。そして、正義への責任を果たすにはどうすればいいのか。こんにちの政治の核心を突く主題を、ロールズ、アーレント、ファノンらの議論を駆使して論じ、「社会的つながり」のなかで、罪ではなく責任を担うことを提唱する。本書は、現代最高の政治哲学者の一人、アイリス・マリオン・ヤング(1949‐2006)が病のなかで執筆に打ち込み、遺作となった彼女の主著である。哲学者マーサ・C.ヌスバウムが、ヤングの人物像を語るとともに、本書について解説した緒言を収めた。
第1章 自己責任から政治的責任へ
第2章 正義の主題としての構造
第3章 「罪」対「責任」―ハンナ・アーレントをめぐるひとつの読解、そして実践的批評
第4章 社会的つながりモデル
第5章 国境を越える責任
第6章 責任を避ける
第7章 責任と歴史的な不正義
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構造的不正義を正すにはどうすればいいのか。現代政治の核心を突く主題を、ロールズ、アーレント、ファノンらの議論を駆使して論じた、現代最高の政治理論家の一人、ヤングの主著にして遺著。マーサ・ヌスバウムによる緒言も収録。