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内容情報
[BOOKデータベースより]
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なんにも書けなくて悩んでいる子どもがあっというまに“作文の名人”!はじめての作文を書きはじめる前に読む本。
第1章 プロローグ
第2章 だれが?どうした?
第3章 いつ?どこで?なにを?
第4章 書き出してみよう
第5章 全体を書く
第6章 原稿用紙の使いかた
お母さんにも教えてあげよう!文章を書くって、こんないに楽しいんだと。
作文や文章を書くのがどうも苦手、という子どもたちの悩みを解決する画期的な本ができました!その名も『お父さんが教える作文の書きかた』。2009年刊行の前作『お父さんが教える読書感想文の書きかた』の作文を書くという部分をピックアップし、さらにシンプルに分かりやすく作ったという本書は、ページを開いて、その見やすさ、分かりやすさにびっくり!これなら、本自体の説明を読む段階で挫折してしまうこともなさそうですね。「お父さんが教える」としているのは、男の人の方が順序立てて論理的に物事を考えるのが得意なので、説明に向いているから。内容は子どもとの会話形式で進んでいくので、お父さんはこの本に書いてある通りに子どもと会話を進めていけば教えることができてしまうんです。まず読んでかみくだいてから子どもに伝える、という実はそこが一番大変で時間がかかるという作業を全てあらかじめやってくれているとっても懇切丁寧な手引き書なんです。これは忙しいお父さんは助かりますね。驚きのノウハウと考え方を少し紹介すると…文章には、空想系とリアル系があり、つい子どもの作文にも小説のような想像力のある内容を求めてしまうけど、実は作文は本当にあったことを書く生活文にすぎないこと。作文で一番大事なことは、「筋の通った論理的な日本語を書くこと!」「だれが」「いつ」「どこで」「なにを」「どうした」の5つを順番に埋めてつなげていけば自然に意味の通じる文章になること、などなど。さらに本書で紹介されている方法論は、著者の赤木かん子さんが実際に小学校の現場で授業をした際に子どもたちから分からないところや直した方が良いところを教えてもらって作り変え…というのを繰り返して作られたとのこと。そうやって子どもたちが楽に理解できるところまで落とし込まれているとのことですから、これは頼もしいですね。さて今年の夏休みはこの本を片手に、作文や読書感想文の宿題にお子さんと一緒にがっちり立ち向かってみませんか。
(絵本ナビ編集部 秋山朋恵)
【情報提供・絵本ナビ】