- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- 能、世阿弥の「現在」
-
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044080075
[BOOKデータベースより]
世阿弥が大成した能とはどんな身体芸術だったのか。時間と空間のその時々において新たに変化生成する能は、世阿弥が創りあげた能表現とどう切り結ぶのだろうか。それを面や装束、橋懸かりの記号的な意味、序の舞の身体、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、さらには世阿弥の言葉「花」「離見の見」「幽玄」の真の意味などからとらえなおす。世阿弥が創造した演劇空間としての「現在」に肉薄し、能の見方に新たな地平を拓く。
1 身体へ(面―仮面と身体;序の舞―テキストの空白;一調二機三声―「声」のメカニズム;装束―モードの体系;観世寿夫―私の記憶のなかで)
2 テキストへ(橋―都市への回路;夢―メタ・ドラマ論;物狂い―子供の領分;修羅―「死」のナレーション;「源氏物語」―解体論)
3 世阿弥へ(幽玄―中心としてのセクシャリティー;離見の見―ホリゾントの不在;男時・女時―「都市」の感覚能力;芸―人生論の書き方;花―メタファーの位階)
世阿弥が大成した能とはどんな身体芸術だったのか。時間と空間のその時々において新たに変化生成する能は、世阿弥が創りあげた能表現とどう切り結ぶのだろうか。それを面や装束、橋懸かりの記号的な意味、序の舞の身体、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、さらには世阿弥の言葉「花」「離見の見」「幽玄」の真の意味などからとらえなおす。世阿弥が創造した演劇空間としての「現在」に肉薄し、能の見方に新たな地平を拓く。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
面、装束の記号的な意味、序の舞の身体、ドラマを生み出す仕掛けとしての夢、世阿弥の言葉「花」「離見の見」「幽玄」。能のさまざまな側面に切り込み、演劇空間の「現在」がどのようにつくられるのかに肉薄する。