- レヴィナスと「場所」の倫理
-
東京大学出版会
藤岡俊博
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130160339
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[BOOKデータベースより]
レヴィナス思想における哲学とユダヤ教という次元の架橋へ。ツェランら詩人との思想交流から、イスラエル国家の問題まで―「場所」という概念を軸に包括的なレヴィナス像を描き出す。第3回東京大学南原繁記念出版賞受賞作。
第1部 具体性の諸相(現象学による具体的空間の復権;存在への繋縛と存在からの逃走;異教とユダヤ教)
[日販商品データベースより]第2部 環境世界と根源的場所(『実存から実存者へ』の「世界」概念;“ある”と融即;“ある”からの脱出―「場所」の所有)
第3部 居住と彷徨(存在論批判へ―五〇年代の展開;居住の倫理―『全体性と無限』;他性の在り処―“同”から“他”へ)
第4部 非場所の倫理(場所論的転回―「場所」から「非場所」へ;『存在するとは別の仕方で』の場所論的読解;「非場所」のさまざまな相貌)
第5部 レヴィナスとイスラエル(離散とイスラエルのはざまで;困難なシオニズム―六日戦争とその後;「場所」をこえて)
レヴィナスの思想を、「場所」という概念を軸に時代に沿って分析し、その倫理が組み立てられる展開を描き出す。これまでにない包括的なレヴィナス像を提示する力作。〈受賞情報〉東京大学南原繁記念出版賞(第3回)