海よ里よ、いつの日に還る

東日本大震災３年目の記録

明石書店
寺島英弥　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2014年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784750339689

内容情報

[BOOKデータベースより]

石巻の浜、相馬の海、飯舘の里は何を奪われ、何を取り戻そうとしているのか。被災者に寄り添い、その声を届け続けるジャーナリストが見た被災地の今。

第１章　ふるさとは近く遠し（眠れる石仏の守り手；ふた巡りの春彼岸、それから　ほか）
第２章　立ち上がれども、復興はいずこ（小さき浜の誇り；神と共に生きる浜　ほか）
第３章　奪われたもの、取り戻すべきもの（福島の浜、新たな試練；「なりわいの社会」をかけて　ほか）
第４章　未来図を探す人びと（長泥から問う；楽園を守る人　ほか）
終章　同胞をつなぐ、はるか京都の地で

[日販商品データベースより]

被災地の現状を丹念に追いかけ、伝え続ける、河北新報編集委員の震災後３年目の報告。厳しい現状と向き合いながら、地道に生活の再建と希望を見出す糸口を見つけだそうとする人々の歩みを、共感をもって描き出す。