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- ふわふわ
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白鳥たちの消えた冬
福音館創作童話シリーズ
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2013年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784834080292
[日販商品データベースより]
小五の香枝は、近くの公園にすむ四百羽の白鳥たちと、小さいときからの友だち。とくにふわふわの赤ちゃんは、なんと言ったらいいかわからないくらい可愛い。 ところがある冬、鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、市民のシンボルだった白鳥すべてが殺処分と決まってしまった。いきなり襲った悲劇に、大人も子どもも身を引き裂かれる思いでいっぱい。公園の獣医師をしている香枝の父親にも、どうすることもできないのか…。
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これは「かわいそうなぞう」に匹敵する悲しい実話です。
忘れもしない2011年2月6日の日曜日の夕方。私たち夫婦はモデルになった公園を散歩していました。キンクロハジロ1羽が鳥インフルエンザに感染して死んだことが判明したので、白鳥の湖の周りには石灰が撒かれていました。
「鳥インフルエンザが流行ったらどうするのかしら」
「白鳥たちを皆殺しにする訳はないよね」
なんとなく胸騒ぎがした私は白鳥の湖をケータイのカメラで撮影しました。それが最後の写真になろうとは!
私は白鳥がこの湖に来た時のことをよく覚えています。幼い私が白鳥と一緒に写った写真もあります。半世紀以上の思い出があっという間に消えてしまいました。
この事件は1ヶ月後に起こった東日本大震災の陰に隠れてしまいましたが、決して風化させてはならないと思います。
人間が動物を飼育する意義について改めて考えてみませんか。(黙思亭不語さん 60代・山口県 )
【情報提供・絵本ナビ】