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[BOOKデータベースより]
昭和38年、東京・日暮里。いつでも味噌汁の匂いが漂い、さまざまな工場からプレス機の音があふれるにぎやかな街。そんな日暮里に、シゲオが住むアパート“鈴木荘”があった。家族四人で住む二階の四畳半の部屋は、水道も台所もない。でも笑い声だけは、いつでもその部屋からあふれ出ていた。隣に越してきたおかまの夫婦、お父さんと行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、受験勉強…。いつしかシゲオの夢は“お笑い芸人”へ。
ボクのルーツ
鈴木荘の記憶
じいちゃんのどんど焼き
えっちゃんと白い足とキャンディ
おやじとボクと寄席
アオキのおばちゃんとコイこく
型屋は憎し…
おかまと藤娘
ピヨコへのレクイエム―
女湯卒業
魔が差し、間が抜けて
シゲオ、テレビ初出演!
シゲオの初恋
低空飛行からの脱出
終わりではじまり
師匠と上天丼
誰もが前を向いていた元気な昭和30〜50年代に、少年が力強く一歩ずつ夢への階段を登る「活力復興小説」。鶴ちゃん、少年期の物語。家族の絆、人との繋がり、笑顔の大切さを教えてくれる1冊。
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誰もが前を向いていた元気な昭和30年代〜40年代に、少年が力強く一歩ずつ夢への階段を登る“活力復興物語”。 昭和38〜40年代の東京・日暮里は、いつも味噌汁の香り漂うあたたかな街。そこに建つアパート「鈴木荘」は、部屋に水道も台所もない。おまけにシゲオ一家の部屋は家族四人で四畳半。でも笑い声は部屋からあふれ出ていた。隣室のおかまの夫婦、父と行った寄席、初恋に友情、はじめて出演したテレビ、祖父との想い出、芸人への夢……。昭和の懐かしき下町の風景が香りまでも蘇る。俳優・タレントとして活躍する片岡鶴太郎・少年期の物語。