立松和平全小説 第２１巻

父祖の地へ　

勉誠社
立松和平　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2013年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784585012894

内容情報

[BOOKデータベースより]

兵庫県、生野銀山からはるばる足尾へとやって来た三人の若き坑夫たち。曾祖父をモデルに、何もかもが「豊か」になる未来を夢見て足尾銅山の再開発に挑んだ坑夫たちの姿を生き生きと描く長編『恩寵の谷』を収録。日本の近代化を牽引した明治期足尾銅山の活況を描く本作は、鉱毒事件の闇を描いた『毒―風聞・田中正造』（全集第２２巻収録）と対をなす畢生の大作。巻末に子息・横松心平によるエッセイ「振り返れば父がいる」を収録するほか、文芸評論家・黒古一夫による詳細な解説・解題を付す。

[日販商品データベースより]

立松和平の４０年以上にわたる作家活動の核心である全小説７３作品を３期に集成。曾祖父をモデルに、何もかもが「豊か」になる未来を夢見て足尾銅山の再開発に挑んだ坑夫たちの姿を描く、長編『恩寵の谷』を収録。