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[BOOKデータベースより]
微分幾何および複素多様体の研究で、世界的な業績を挙げた小林昭七氏の初のエッセイ集。「数学つれづれ」と題して書き留められた小片は、著者急逝のため、けっきょく完成を待たず遺稿となった。数学者の実像や数学記号がどんなふうに生まれたか、また「数学の美」とは何かといったエッセイからは、数学および数学者に対する著者の深い思いが伝わってくる。
1 数学つれづれ(純粋と応用;数学の美を感じさせる証明 ほか)2 数学史余聞(数学一家;数学者の名と顔 ほか)
3 ギリシャ数学の魅力(古代ギリシャ数学をたずねて;リンカーン大統領とユークリッド ほか)
4 数学と教育(数学サークル;国際数学者会議(ICM) ほか)