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[BOOKデータベースより]
『太陽の季節』での鮮烈デビューから半世紀以上、その人生でまみえた各界の異才、奇才が綺羅星のごとく登場する『わが人生の時の人々』と『オンリー・イエスタディ』を収録。戦後文化史に重なり合う石原流人生論。
わが人生の時の人々(青春の中の青春;講演旅行 文士たちの生態;水上勉を泣かした小林秀雄;三島由紀夫という存在;文壇のゴルファーたち ほか)
オンリー・イエスタディ(仕事師という戦士;踏襲、停滞への拒否;ダイアの多面的な輝き;ラシネの人;抱負と挫折、そして再生 ほか)
対談 「平和の毒」にやられたまんま…このままじゃ、死んでもしにきれねえ―力なく堕ちていく日本に本物の毒を吐く(石原愼太郎・立川談志)
対談 自殺を考えたこともある…死を追うな、生き抜いて人生を全うしろ―昭和の群像を肴に語る生と死の交錯(石原愼太郎・立川談志)
追悼 さらば立川談志、心の友よ いつかまた、どこかで会えるだろう
作家として、政治家として、圧倒的な存在感を見せつける石原愼太郎、初の評論選集。本巻は、「わが人生の時の人々」と「オンリー・イエスタディ」を収録。「正論」誌上の立川談志との対談、追悼文も掲載。