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[BOOKデータベースより]
満州事変から2・26事件、そして日中戦争、太平洋戦争へ―。1945年、田原少年小学5年生の夏休みに終戦を迎える。教師の教えが180度変わった。そして、英雄が犯罪者となった。太平洋戦争に負けた日本は、変貌を余儀なくされる。日本はなぜ、勝ち目のない戦いに挑んでいったのか。
第1章 満州事変から2・26事件(満州事変を起こした石原莞爾とはどんな人物か;満州事変を、当時の日本の政府や軍部はどのように考えたのか ほか)
[日販商品データベースより]第2章 日中戦争から三国同盟(日中戦争が拡大するに至った中国側の事情;日中戦争の背景で起こっていた中国の政策転換を、日本は知らなかった ほか)
第3章 日米和平交渉から開戦前夜(かみ合わない日米交渉。なぜこんなに誤解が重なっていったのか;松岡洋右による修正案は、アメリカに読み解かれていた ほか)
第4章 交渉決裂から真珠湾攻撃(時間延ばしの交渉案に東条英機は天皇の前で涙が止まらなかった;甲案も乙案も、アメリカはすべて見抜いていた ほか)
第5章 ミッドウェー海戦からポツダム宣言受諾(「撃ちてし止まん」という勇ましい標語と、毎日の玉砕の知らせ;「戦争を続けるだけではない方法を考えよ」と天皇は言った ほか)
小学校5年生の時に終戦を迎えた田原総一朗が、自らの体験をもとに日本現代史をわかりやすく解説。日本現代史の入門書としても最適。本巻では「満州事変から太平洋戦争の終わり」を取り上げる。