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[BOOKデータベースより]
2010年代初頭、世界中にデモが広がった。「アラブの春」、スペインの「M‐15」運動、アメリカのウォール街占拠…敵は金融業、マスコミ、警察、そして政治家だった。抵抗するのは、多様な人間の集合体=マルチチュード。かれらは自然発生的に集まり、リーダー不在のまま支配者層を動揺させた。一部の人だけを利する政治が否定され、あたらしい統治のかたちが示されたのだ。機能不全に陥った現在の代議制民主主義にNOを突きつけ、真に民主的な政治をとりもどすための「宣言」の書。
序 闘争の始まり―バトンを引き継げ!
第1章 危機が生みだした主体形象(借金を負わされた者;メディアに繋ぎとめられた者;セキュリティに縛りつけられた者;代表された者)
第2章 危機への叛逆(借金をひっくり返せ;真理を作り出せ;逃走し、自由になれ;自らを構成せよ)
第3章 “共”を構成する(諸原理の宣言;構成的闘争とは何か;“共”の構成のための実例;新たな三権分立のためのアジェンダ;次なる闘争へ―共民の出来事)
もう議会には頼れない。代議制を否定せよ。機能不全に陥った現在の代議制民主主義にNOを突きつけ、真に民主的な政治をとりもどすための「宣言」の書。ウォール街占拠から脱原発デモまで目指すべきものは何か。
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