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[BOOKデータベースより]
最大の「維新」運動にして、軍部による政治介入の契機となった二・二六事件。戦後それは、幾度となく映画や小説の題材となってきた。一体われわれは、二・二六事件の青年将校に何を求めたのか?「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作。
序章 「昭和維新」のメディア論
第1章 「純粋」「正義」への違和―占領終結前後
第2章 陶酔の萌芽と躊躇い―一九六〇年前後
第3章 「純愛」と「勇壮」の拮抗―大学紛争の時代
第4章 「純粋さ」への耽溺―飽食の時代
終章 戦後メディア文化のなかの「ファシズム」―転換点としての「1968」
戦後、幾度となく映画や小説の題材となってきた二・二六事件。一体われわれは、二・二六事件の青年将校に何を求めたのか。「平成維新」が喧伝される今、「情熱」への陶酔を問い直す、渾身作。
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二・二六事件は戦後、大衆文化の題材であり続けてきた。我々は一体何に魅了されてきたのか。その変遷を辿る戦後史の試みである。